弊社の強み

弊社の強み

従来のビジネスアプローチ

従来の変化が大きくなく、目指すべき「正解」が存在していた時代では従来の既存事業・技術の延長線のビジネスアプローチの中でいかに展開するかが重要でした。しかし、社会・技術や顧客価値、競争環境の変化のスピードが速くなっている現在では、従来のビジネスアプローチでは、社会・顧客の変化を捉えきれず、新たなイノベーションに対して受け身となってしまっていました。

プロダクトアウト / 既存事業・顧客視点
  • 顧客・社会の大きな構造変化を捉えきれない
  • 自社から革新的な変化を起こせず、受け身となる

d-strategy,incのアプローチ(デザイン思考×エコシステムマネジメント)

d-strategy,incではデザイン思考を用いて社会・環境・顧客価値を導出するとともに、その自社価値を最大化するエコシステム戦略を支援します。「何が既存事業・技術の中でできるのか」の手段ありきではなく、「どんな世界・社会を、誰と創っていきたいのか」といった価値を軸とした「問い(課題設定)」を重要視したアプローチで企業や都市のあり方を再定義します。インダストリー5.0や、生成AIをはじめ価値観が大きく変化する中では、従来の顧客価値・経済価値とともに、社会・環境価値・人間価値との両立が重要となります。既存コンセプトの追従ではなく、日本や自社としての自らの「価値」をデザインし、グローバルでの仲間づくり・エコシステム作りを通じて市場創出や価値・構造変化を生み出します。

① 社会・環境・顧客視点
  • 10年後・5年後の社会・環境価値は何か、顧客や、その顧客価値はどう変わるか
  • どのように価値観の変化をエコシステム全体で起こせるか
② エコシステム視点
  • 上記価値を実現する上でどのようなエコシステム(社会・環境・顧客含む)を形成すべきか
  • どのようなプレイヤーとどのような価値観・ビジョンを共有するか
  • いかにそれぞれのエコシステムの価値がレバレッジできる体制を構築するか
③自社視点
  • 社会課題起点イノベーションや、自ら事業の破壊的イノベーションを起こすとしたらどうするか
  • エコシステムの中でどのようなポジションでどう価値を出すか、そのためにどう強みを構築するか
  • 何をフックに、どう回収エンジンを持ち持続可能な事業としていくか

事業への想い
インダストリー5.0の価値変化と3つのX

複雑・多様化する現在においてはビジネスや都市において求められる価値が大きく変化しています。産業分野ではインダストリー4.0から変化が生まれ、サステナビリティ・レジリエンス・人間中心をコンセプトとする「インダストリー5.0」が提唱され、GAIA-XやCatena-Xなど企業間でデータを共有・連携する形が試行されています。また、日本では経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会として「Society5.0」をコンセプトとして掲げられています。

これからの時代の産業や都市においては経済価値・顧客価値(住民価値)とともに、社会・環境・人間価値との両立が重要となると捉えています。その中では今までのビジネス・都市サービスの変革(BX)のみならず、地球環境・社会課題解決や倫理などの持続可能性変革(SX)、顧客のみならず従業員やエコシステム企業などを含めたエクスペリエンス変革(EX)の「3つのX:トランスフォーメーション」が求められます。これらの土台に位置づくのがデザイン思考やエコシステムマネジメント、デジタル技術(DX)であると捉えています。これら3つのXの両立は従来日本が持っていた強みでした。例えば、現場・人の気づきを重視したオペレーションやニンベンのついた自働化、環境・エネルギー技術やCSR・三方よしをはじめとした環境・社会との共生、ケイレツをはじめとした企業を超えた連携などです。これらの従来日本社会・企業が持つ強みを、これからのインダストリー5.0時代の競争力へと転換すべく取り組んでいければと考えています。

主な対応領域

d-strategy,incはデザイン思考と、エコシステムマネジメントを軸に、企業の様々なデジタル戦略を支援いたします。下記は一例であり、その他領域もご要望に応じて対応可能です。また企業・都市向け以外では、教育機関向け(大学・中高・小学校など)にセミナーや、デザイン思考などのワークショップも承っております。


【事業内容】
①企業のDX・ソリューション戦略・新規事業支援
②スタートアップの経営・事業戦略・事業開発支援
③大企業・CVCのオープンイノベーション・スタートアップ連携支援
④コンサルティングファーム・ソリューション会社向け後方支援
⑤外資系ソリューション企業・スタートアップ企業の日本展開支援

直近の支援実績例(一部抜粋)

●製造業の生成AIを活用した自社ノウハウ・オペレーションのソリューション外販化・生成AIサービスビジネス戦略
●生成AI、メタバース×デジタルツイン、データ連携(Catena-X等)による中長期産業構造変化・ビジネスモデル変化支援
●生産技術力を活かしたラインビルダー(生産ラインSIer)戦略支援
●設備企業のデジタル×サステナビリティソリューション戦略支援
●製造業向けデジタル×ロボット ソリューション新規事業戦略支援
●物流倉庫向けデジタル×ロボット ソリューション新規事業戦略支援
●建設業向けデジタル×ロボット ソリューション新規事業戦略支援
●AM/3Dプリンター×マスカスタマイゼーション支援ソリューション戦略検討
●協働ロボットを活用したソリューションビジネス支援(製造・物流倉庫向け)
●スタートアップと連携した社内事業創出プロセス変革、カルチャー変革
●CVC向け投資先グローバルスタートアップとの連携・事業部とのシナジー創出支援
●建物管理領域におけるデジタル×ロボティクスソリューション展開検討支援
●データ共有(GAIA-X/Catena-X)を契機とした製造業企業のデータPF戦略支援
●スマートシティにおけるメタバース×デジタルツイン、データ連携、ロボティクス、モビリティ 展開戦略支援
●産業向けメタバースを活用した新規ソリューション展開支援
●広告・コミュニケーション領域のメタバースを活用したビジネスモデル変革支援
●BtoC領域でのデータを活用したプラットフォームビジネス支援(スーパーアプリ展開)
●生成AI×クリエイタエコノミーを活用した新規ソリューション展開支援(エンターテイメント領域)
●3Dモデル×スポーツ領域での新規ソリューション検討支援

価値テーマ例

  • 生成AIを用いたビジネスモデル・オペレーションモデル変革
  • 社会課題起点のイノベーション、Society5.0戦略
  • プラットフォーム・デジタルソリューション戦略
  • 長期ビジョン策定・産業コンセプト策定
  • 新規事業・ソリューション創出/組織設計
  • エコシステム戦略(産業・都市)
  • イノベーション創出支援、スタートアップ連携
  • 都市システム・サービスデザイン
  • インダストリー5.0(サステナビリティ・レジリエンス・人間中心)、第五次産業革命
  • サステナビリティ・カーボンニュートラル、サーキュラエコノミ
  • データ共有基盤(IDSA、GAIA-X、Catena-X)
  • デジタルツイン・産業メタバース活用
  • 産学官連携、標準化・ルール形成
  • 新興国・中国イノベーション、新興国戦略

領域テーマ例

  • 製造業DX / インダストリー4.0 / FA・ラインビルディング / 生産技術・ものづくり / IoT / 製造プラットフォーム / Additive manufacturing・3Dプリンター
  • サプライチェーンDX、デジタルケイレツ、企業間データプラットフォーム
  • 物流DX / マテハン・倉庫DX / フィジカルインターネット
  • 建設DX(建築・土木DX / BIM活用 / 建設ロボット)
  • 次世代モビリティ戦略(自動運転、MaaS、空飛ぶクルマ)
  • デジタル農業・一次産業、フードテック
  • ロボティクス・自動化、ロボットシステムインテグレータ(ロボットSI)
  • スマートシティ・スーパーシティ・都市OS、地方デジタル産業創生
  • そのほか新規イノベーション領域(量子、宇宙、ブロックチェーン、Web3など)